チリについたときは町中の独特の臭いが合わず(所謂海外臭)、苦労したが今はもう鼻がなれたのか、何も感じない。
人間やはり多少のことは時間をかければ慣れてしまうものかもしれない。
だから合わないと拒否反応をただ出して、
へこたれたりせず精進していきたい。
正直スペイン語はいつになったら聞き取れるようになるのか、
スラスラとしゃべれるようになるのか、皆目見当もつかないし、
焦る気持ちはあるけれど、
一歩一歩しっかり勉強して、
また自分の耳や頭を信じてスペイン語に慣れてもらうまで気長に待つしか上達の道はないのかもしれない。
ただしまだチリ人の香水臭さは慣れない。
異常。
お前瓶丸々一本使ったんじゃないかと思うやつが多すぎる。
道中ですれ違う時の匂いは苦痛でしかない。
煙草の臭いのほうが何倍もましと思ってしまうほど、香水をかけすぎている。
ほんの少し、ふわっと香るくらいがいいのに。
学校は少しずつ慣れてきた。
先生の言っていることもだんだんわかるようになってきた気がする。
今日は、1週間と少し担当していた先生が休みのため違う先生が受け持ってくれた。
正直なところ今まで担任だった60代くらいの女性の先生には不満がたまっていた。
・よく欠伸をするし(これは文化的に致し方ないのであればもちろんしょうがないがそんなことは無い気がする。失礼に感じる。)
・教え方が下手だなと感じていたし(それ先言ってよ。この練習問題まだ習ってないから分からなくて当たり前だろとおもうことがままある。)
・なんとなく言い方がきつく、自信を失う気がしていたし。
・俺が拙いスペイン語で質問や説明をしているときも肘をつきながらや、何言ってるかわからない等言ったり、理解しようとする気がなく見えて、聞く態度が非常に悪いと思っていたし。(文化的かな?いやいや語学学校ということは色々な価値観を持つ生徒を相手にしている先生なら国際的なスタンダードな態度で臨むべきだしなあ。。。)
・冗談が面白くないし(どうでもいいように見えてかなり大切なこと)
・俺は英語もよくわからないのに英語で説明してくるし。
・先生に対してシンプルにむかつく時がある。(自分がスペイン語わからないから八つ当たりしてるだけかも)
・俺たち生徒のレベルを把握してないし(その説明俺たちこのクラスの生徒にはむずすぎないか、俺は東京で習ったことあるからなんとなくわかるけど、隣のオーストラリア人全然わかってないし、
問題間違えても全然フォローしてなくてオーストラリア人がかわいそうだなと思ったり。)<オーストラリア人がかなりネイティブな英語で質問した時に「私はチリ人。そんなに早く英語でしゃべられてもわからないわ。」と相当きつく言い放ったり。
いやこれは理解できるか。言い方の問題はあるが、イングリッシュネイティブスピーカーの中には人間全員英語ができると本気で思っている馬鹿者が残念ながらいる。>
・とりあえずおばさんの嫌なとこ集めたような人
と・・・・ちょっと合わないなこの先生くらいの気持ちで、
こうしていやなところを羅列してみたが、
めちゃくちゃあるやないか。
草
ちょっと嫌だなこの先生。
と思いながら新しい先生の授業を受けたが、やっぱりあの先生の質は悪いように思った。
俺の嗅覚がなんとなくおかしいと知らせてくれていたが、肝心の俺自体に自信がなく、確信していなかったが、今日確信した。
「分かりずらいなこの先生。でもそう感じるのは俺の能力に問題があるからだよな」なんて思っていたけどとんでもない。
俺の感覚は正しかったんだと今日の先生の授業受けて再確認できた。
・授業の進め方がうまい。
・何が分からないか突き詰めようと寄り添ってくれる。
・英語は分からないと素直に言うと、「そうか日本人だから日本語のほうがいいわな」とグーグル翻訳で日本語で説明してくれるし。
・おすすめのチリ国内はあるかというと、休み時間なのにすごく丁寧に教えてくれるし。(前の先生は休み時間になるとそそくさと先生ルームに引っ込んでいく。そもそもプライベートな会話をしたいと思わない)
・むかつくことがない。
・なんか授業が楽しい。(前は苦行だった)
同じ金を払うなら今日の先生が絶対的に良い。
そうに決まっている。
自分の嗅覚にもう少し自信を持とうと思った今日この頃である。