2024年4月27日で、チリに来てから1年が経った。
当初は1年間のワーキングホリデーの予定であったが、もう1年延長することにした。
とてもとてもまだ日本になんて帰れないからだ。
仮に今帰ったとしたら、
「チリはどうだった?」
と質問されても、
「楽しかった」とか、「料理不味かった」とか
「チリ、特に首都サンティアゴは住む分には便利な国だけどこれといって何もない国だった」とか、
「チリ人の男は変な奴が多くて友達が出来なかった」とか、
「好きか嫌いかで言ったら、普通」とか、
「やっぱり日本に住みたい」とか、
「一人の時間が多かったから沢山本が読めた」とか、
「スペイン語の勉強よりも、アルバイトで寿司とかたこ焼きを作るほうが頑張った」とか、
「隣の晩御飯㏌南米に憧れたけど、そもそも家庭料理が口に合わなかった」とか、
「住み込みボランティアでは、何の能力も無いし、スペイン語も話せないから、子ども扱いされて、辛かった」とか、
「人に恵まれて、仕事にも恵まれて幸運だった」とか
それはとてもとても人様に言えるようなことはなにも成し遂げていないのだから、
まだまだ日本に帰るわけには行かないのだ。
新卒で入った会社辞めてまで行くほどだったの?
なんて言われたら何も言い返せない。
ただただちょっと長い旅行をしただけになってしまう。
チリの国について言えることは何も無いし、まだなにも知らない。【※俺はTwitterの世界一周旅行してる奴らのツイートが大嫌いだ。理由はくそつまらないからだ。あと海外あるあるとか言ってショート動画出してる奴も嫌いだ。理由は同じだ。】
当初のコンセプトであった、「日本人が南米人になるまでの道」なんてまだなにも進歩していない。
なんなら逆に、南米に住んでみて、思考がより日本人ぽくなった気さえする。
何故、日本ほど恵まれていない南米の地にいる彼らが、
日本に住んでいる日本人よりも人生を楽しんでいるのか、やはりまだまだ分からない。
ぜひ自分の人生の参考にしたいのだけど、やっぱりまだ理解が及ばない。
単純に日本より根詰めて仕事をしていないから、心にゆとりがある人が多いとか、
幸せのハードルが低いとかあるかもしれないが、
失礼を承知で、今の自分の浅い解釈から考察するに、
悪くいってしまうと、しょーもないやつが多いというのが正直な感想である。
しょーもないことで馬鹿笑いしてて、脳みそお花畑だなとはたから見ると感じてしまう。
こんなことで、楽しいんだとか、こんなことで面白いと感じるんだとか、
よくそんなしょーもないギャグ言えるなとか。
でもこの解釈のまま南米の地を去りたくない。
「南米人が人生楽しそうなのはズバリ、しょーもないやつが多いからです」
なんて結論のまま終わりたくない。
1年間住んでみた俺の現段階の解釈であって、この結論が正しいなんて全く思わないし、
もっと他のしかるべき理由があると思っている。
ただそれを知るためには、もっと長い時間彼らの地で生活しなければいけないし、
何よりもまず、スペイン語をもっと話せるようにならなければいけないと思う
バモトさんの記事を読んで、私ごとではありますが最近感じたことがあります。
私は幸せになるために稼がなきゃとか勉強しなきゃって思ってました。でもその働いてる間とか勉強してる間って幸せだなと感じることがなくて。そしてどうしようもなく辛くなるときがあります。ただ幸せになりたいだけなのにと思います。
幸せは何かあるから幸せってことじゃないのかなって最近思ったりします。
ちなみに私は笑えているときがとても幸せです。
長文で失礼しました。
これからも応援しています!
お返事ありがとうございます!
こんなブログをまだ読んでいただけているなんて本当に感謝です。
このお返事が私にとって幸せです。
幸せって何なんでしょうね。
でも仰る通り笑うって滅茶苦茶大事な行為ですよね!
自分が笑う環境を追い求めれば幸せの近道かもしれないなとモモコさんのお返事で少し気づいたかもしれません!
今後もチリ人が何故楽しそうかなのかを探して発信していければと思います!
これからもバモトさんの記事を楽しみにしています!
もう読んでいたらなんですが暇があれば「白い杖の一人旅」とういう本がとても素敵な本なのでオススメです!境遇は違えどやりたいことに果敢にチャレンジしている姿が似ています。
探したんですが、どうやら電子書籍ではないみたいです。
日本に帰国後読んでみようと思います!
ご紹介ありがとうございます!