新宿でプエルトリコ人男性とあいました。

語学学習チャットアプリを初めて早1ケ月、新宿にてプエルトリコ人の男性と会う約束をしました。

「tandem」というアプリでして、

ネイティブの方とチャットができるので、生きたスペイン語に触れることができ、

とても勉強なりますし、モチベーション向上にもつながります。

このアプリについてはまた今度させていただきます。

この「tandem」というアプリ、外国在住の方からはたくさんメッセージいただきますが、

日本在住のネイティブスペイン語話者の方からはとにかくメッセージが来ません。

実際にお会いして、東京観光ついでにスペイン語でおしゃべりできればと考えておりましたが、なかなか実現できません。

もう日本国内では日本人のAMIGOがいるから、No graciasなのかな・・・とあきらめていました。

いやならなんでこのアプリ使っているんだ?とおもったりしながら悶々としていると、

「はじめまして、わたしと一緒にスペイン語を話しませんか?」と、メッセージがきました。

適当にholaとだけ返事をすると、また後日同じメッセージが来ました。

挨拶もそこそこに数日後に東京出会うこととなりました。

正直怪しい・・・

絶対勧誘だろ・・・

宗教かな・・・

いや詐欺?

と身構えながら、宣教師と勝手に呼んでいた彼と新宿で会いました。

新宿南口で待ち合わせると、彼は大勢の日本人に交じりながら少し浮いた様子でそこにいました。

笑顔で挨拶して、第一印象は良く、この人なら信頼できるかもと思い、新宿で無難にハンバーグ屋をセレクト。

疑いかかっていた自分が恥ずかしくなりましたが、まだ油断は禁物。

だけど疑い深く、探りさぐりでは相手にすぐにばれて失礼だよな。。。とか思い、

多少気を付けながら、会話を楽しみました。

彼は10年日本に住んでいるプエルトリコ人なので日本もペラペラ。

ただ私にはあえてスペイン語で話し続けてくれました。

何度も繰り返し言ってくれて、どうしてもわからなければ日本語訳してくれます。

私が拙いスペイン語の単語を並べて四苦八苦していても彼は優しく見守ってくれて、

本当に理想の先生となってくれました。

ハンバーグを食べ終わり、どこか行こうとなり目的地を相談していると彼はスカイツリーに行ったことがないということで、
スカイツリーにいきました。

初めて外国人に東京観光をお勧めするのでハンバーグに引き続き無難な場所選択をしました。

いつか胸を張ってオリジナルな東京観光をしてみたなと感じました。

電車の乗り方を見てももう完全に日本人のそれ。先祖がバスク地方出身というので、風貌はスペイン系の彼。

スカイツリーでのチケット売り場で長蛇の列に並びながら、

「mucha gente porque sabado♪ 土曜日だから人がたくさん♪」と早速、教えてもらったスペイン語を繰り返し歌うように2人で言っていました。

日本語で列を並びながらこんな歌を歌うのは少し失礼ですが、スペイン語なら安心です。

これも東京観光でしてみたかったことの一つです。

基本的にはずっと会話しながら出てきたスペイン語についての質問を私がしていましたが、

たまに彼からの日本語の質問があります。

面白かったのが、「がっかり」という単語。

ふと私が使ったのを聞いて、それは何ですかと尋ねられました。

がっかり、がっつり、がっちり、がっくり、と彼が聞いたことあるこれらの擬音語の違いを説明するのが面白かった。

日本人と会話をしていたら出てこない話題を発見したことに嬉しかった。

高野秀行さん著書の「異国トーキョー漂流記」にも記されていた通り、外国人を連れて東京を歩くと、

見慣れている日本という国を異国に感じれられるという感覚も体験出来て、本当に素晴らしい体験ができました。

別れ際に日本語の勉強になる映画やドラマがあるかといわれた時に、即答できず結局次ぎあうまでに考えておくと返答した私は情けなかったですが、またすぐ彼とお会いできればと思い、それまでにしっかり選んでおこうと決めました。

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